あらゆる暴力行為の根絶と追放に関する決議

公開日 2007年05月30日

平成19年4月17日、長崎市政の発展は言うに及ばず、中核市市長会副会長として、中核市の発展と地方分権の推進に尽力された伊藤一長・長崎市長が暴力団 員の凶弾に倒れ、懸命な治療の甲斐無く意識不明のまま、翌未明、帰らぬ人となったことは、誠に痛惜の極みであり、謹んで哀悼の誠を捧げるものである。
 民主主義と地方自治の原点である公職選挙の期間中に起された今回の暴挙は卑劣極まりない暴力行為であり、断じて許されるものではない。
 よって、警察当局においては、このような不幸な事件が繰り返されぬよう徹底した捜査と取り締まり、再発防止に取り組まれるよう強く望むものである。
 また、住民が安心して安全に暮らせる地域社会を実現するため、我々中核市は、理不尽な暴力、威圧的行為、違法又は不法な不当要求行為といった「行政対象 暴力」を毅然とした態度で排除するとともに、あらゆる暴力行為の根絶と追放運動に取り組み、真に明るい地域社会の実現に向けてまい進することを決意する。
 以上、決議する。

 

平成19年5月30日


中核市市長会

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